礼拝堂は五角形、窓は三角形となっており、斬新な設計!
ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会は、チェコのボヘミア地方とモラヴィア地方の境界に近いジュヂャール・ナト・サーザヴォウにある教会堂。イタリア系でプラハを中心に活躍した建築家ヤン・サンティーニ=アイヘルの傑作とされている。サンティーニは建物と装飾の両面で、ボッロミーニ的なバロック様式にゴシック的要素を統合した。
この教会には聖ヤン・ネポムツキーにまつわるさまざまな象徴が、全体設計や内部装飾に大きく反映されている。
聖堂が星形となっているのをはじめ、主祭壇や聖堂の外観や回廊などにも星形の装飾がある。ローマ・カトリックにおいて星を象徴にもつ聖母マリアの星も回廊の形状などに表わされている。8つの角のある星も5つあり、これらはシトー会を表わすという。