ロロペニの遺跡群は、ブルキナファソ南部のポニ県にある世界遺産登録物件である。主に巨大な石の壁から成り立っており、2009年にブルキナファソ初の世界遺産として登録された。
この遺跡は、ロロペニの町の北西約2 km に存在している。近隣には類似の石造遺跡群が多く存在しているが、ロロペニの遺跡は規模と保存状態の両面で傑出している。
この遺跡は放射性炭素年代測定の結果、少なくとも西暦11世紀以前まで遡ると考えられている。黄金の採掘と交易に関連して建てられた施設と推測されており、手がけたのはロロン人もしくはクランゴ人と考えられている。